よく「化学はどうやって解いたらいいのか分からない」、とおっしゃる受験生の方が多いように思われます。それはきっと、頭の中だけで問題を考えているからなのではないでしょうか。化学は確かに、暗記が多い科目です。とにかく、公式さえ覚えて、問題に当てはめていけば受検はなんとかなる、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それでは応用がききません。それに、いくら暗記しても、すぐに忘れてしまう可能性も高くなります。化学は図説を利用して暗記し、頭の中でイメージしながら問題を解いていく事で脳へ確実に定着していきます。まず、暗記するコツですが、無機化学はそれぞれの反応や生成物を多く覚える必要がある、暗記する部分が最も多い分野です。そこで、参考書等のフルカラーの写真や図説を利用する事で頭に入りやすくなり、イメージもわきやすくなります。その際には、常に「何故こうなるのか?」と考えるクセを付けるようにしましょう。また、有機化学は、問題がパターン化されているケースが殆どです。パターンを覚えて、毎日1〜2問は必ず問題を解くようにすると良いでしょう。化学の勉強は、実際に化合物を見たり匂いを嗅いだり、実験を行ったりする事で、反応などの現象を頭の中でイメージとして理解する事が出来るようになり、記憶にも残るようになります。化学物質や元素の性質は、一覧表にまとめて視覚で覚えるようにするのも、とても良い方法ですね。